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『Love You Live,Leicester』(Tarantura) |

『Love You Live,Leicester』(TCDRS-12-1,2) 2CD
May.14 1976 Granby Halls Leicester,England
Mono Audience Recording Quality:Good - Fair
(※)Disc-2 Track 3〜5 May.10 1976 Apollo Theatre,Glasgow,Scotland
Mono Audience Recording Quality:Very Good
(※)Disc-2 Track 6〜17 Broadcast Recording(Incl.Glasgow May.10 & May.15 Leicester)
Mono Soundboard Recording Quality:Very Good
(Disc-1) 1.Opening/2.Honky Tonk Women/3.If You Can't Rock Me/4.Get Off Of My Cloud/5.Hand Of Fate/6.Hey Negrita/7.Ain't Too Proud To Beg/8.Fool To Cry/9.Hot Stuff/10.Star Star/11.You Gotta Move/12.You Can't Always Get What You Want/13.Band Introduction/14.Happy/15.Tumbling Dice/16.Nothing From Nothing/17.Outa Space (Disc-2) 1.Midnight Rambler/2.It's Only Rock'n'Roll/3.Brown Sugar/4.Jumping Jack Flash/5.Street Fighting Man/6.Street Fighting Man/7.Report And Interviews/8.Honky Tonk Women/9.Interviews/10.Star Star/11.Interview/12.Star Star/13.Interview/14.Star Star/15.Interview/16.Jumping Jack Flash/17.News Report Keith Richards'car accident
ディスク1からディスク2の"IORR"までは、プレスブートでは初となる1976年5月14日のLeicester公演。
絶叫や手拍子の奥にモコっとした音質で演奏が聞こえるといった具合の音で、時折パイプ椅子同士がぶつかるカチャカチャといった音まで入ってしまってます。
"Honky Tonk Women"では、ボリューム不安定で音が極端に小さくなるとこがあったり、曲が終わった後は元々右寄りだった音が、テープ劣化により右チャンネルの音が極端にこもって、左寄りの定位になってしまってます。
その右チャンネルの極端なこもり、"If You Can't Rock Me"の途中で、 ある程度解消されてきますが、その後は曲によって今度は左チャンネルが劣化により極端にこもったり、ヒスノイズの除去処理による左右の音ユレが頻発といった具合・・・。
この日の録音者の周りは相当盛り上がっており、手拍子がないのが"Fool To Cry"ぐらいのもので、それ以外は手拍子の奥でこもった演奏が鳴っている状況につき、"You Gotta Move"あたりから、この演奏のこもりをなんとかしようと高域上げているようですが、これが手拍子が耳に刺さるくらいのキンキン音に・・・。
テープチェンジにあたったのはその"You Gotta Move"。一旦終わったところでフェードアウトし、ピアノリフが始まるところでフェードイン。
この音源、残念ながら全曲収録ではなく"IORR"までとなっており、"Brown Sugar"以後の3曲は、5月10日グラスゴー公演からで既発と同音源。
若干距離感を感じる音ではありますが、時折叫び声や口笛が被るものの、手拍子の方は適度なバランスで入っているという良好録音。
この音源の既発ベストであるDAC『Nasty Habits In Glasgow』(DAC-014)に比べ、本作はやはり高域を持ち上げすぎて耳に刺さる音造りになってしまってます。

ボーナストラックは、収録されているオーディエンス音源と会場は同じながら、別の日の公演をレポートしたテレビ番組の音声。
収録されている曲はいずれも断片ですが、こういったテレビレポートにありがちな、カメラについているマイクで録ったオーディエンス音源ではなく、きちんとしたサウンドボード録音だったりします。
"SFM"は1番の歌い出しからサビまでと後半への導入部、そしてインタビューを挟みながら加速後から曲の終わりまで。
"Honky Tonk Women"は、バンドコールから25秒程イントロが聴けるだけのもの。
"Star Star"は2回目のAメロから最初のサビ、インタビューを挟んで2番のAメロ途中からサビ途中まで、そして再びインタビューを挟んで曲の最後の3連のキメを3回半。
"JJF"は1回目のサビの後半から真ん中のギターソロ途中まで。
最後に収録しているキースの自動車事故を伝えるニュースレポートは、LP『Have You Seen Keef(Standing In The Shadow)?』(ARS-XB002)および複刻CD『British Venues 1976 / Have You Seen Keef?』(-) に収録されていたレポートと同じものですが、これら既発は冒頭でKeith Richardsときちんと名前が聴けるのに対し、本作はRichardsの「chards」からの収録となってしまっています・・・。

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by Hara ¦ 20:36, Thursday, Jul 18, 2013 ¦ 固定リンク
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